2016年7月28日木曜日

GLDKのある家in北江間 Vol.3

『GLDKのある家in北江間』の工事もだいぶ進んできました。

オーバースライドのシャッターは圧巻です


外壁の施工はガルスパンという外壁材を使用します。

縦ラインのガルバリウム鋼板の断熱材入りの外壁です。




本来なら既製品の寸法で施工すると、1Fと2Fの間に見切りという縁が切れるようなラインが入ってしまいます。



当社は今までもそうでしたが、せっかくの縦ラインに横方向のラインを入れるのを嫌い、セミオーダーで1枚物で貼りあげます。











内部もだいぶ進んできました。




階段下の壁にはテレビを壁掛けするように下地を作り、その下にAV機器を収納できるような箱を埋め込みしました。










続いてキッチンカウンターの造作です。



新材の足場板を相杓り(あいじゃくり)という工法で短い板を繋げていきます。



繋ぎ目をあえて互い違いにすることで1枚板にはない雰囲気を作り出します。








続いて得意の塗装前の足付け。



表面の凸凹を平滑にし、軽く鵜造り風に仕上げます。



削り過ぎない寸止め感が大事です。










ノコ目を残し、年輪の夏目だけをうっすら平滑にします。




凸凹がなくなって綺麗な表面に変化します。




この工程が非常に大事。
汗だくで納得いくまで削ります。











アンティークパインという色のBRIWAXを塗って仕上げました。






半艶な感じが木の質感を残し、使い込んだ雰囲気になりました。












キッチンカウンターも同様に仕上げます。





こちらも無垢の状態から、かなり印象が変わりました。












2階のユーティリティーのカウンターはハードダメージの足場板を使います。




これは一枚一枚表情が違うので、色合いやダメージ具合を見ながら相杓りで繋いでいきます。












こちらはジャコビアンという色のBRIWAXを使用します。




荒々しく削れた足場板が味のある古材に変身しました。



自然にできた鵜造りがいい表情を出しています。














玄関正面に洗面ボウルが取り付けられる予定で、白い陶器のボウルを引き立たせるためにこちらにも濃いWAXをチョイスします。














続いて建具の塗装。




今回は無垢の建具を使用するのでそちらも塗装前の足付け。



この建具はウレタン塗装済ですのでこのままでもOKなのですが、あえて塗膜を剥がしヤレた塗装仕上げにします。









時に手作業で細かい所も抜かりなく足付けをします。





家じゅうの建具をやるので結構大変です。














塗料は『バターミルクペイント』のホワイトを使用します。



 こちらは水性塗料で艶が無く、伸びも良いのでアンティーク感を出すにはもってこいの材料です。













わざと塗り残しや擦れをつけてアンティーク感を出していきます。





新品の綺麗な塗装品も良いのですが、少し使い込んだ感を新品で表現するのはなかなか大変です。






この後は適度に表情を付けたドアが取り付けられます。






次は内装仕上げのレポートをします。

珪藻土の天井壁の仕上がりは圧巻です。
一般建材を一切使わずにナチュラルで自然な雰囲気を造りあげます。





2016年7月7日木曜日

GLDKのある家in萩原

伊豆の国市で建築中の『GLDKのある家in北江間』の現場から1か月ズレで
御殿場市にも『GLDKのある家』が工事着工しました。
















今回は地盤改良からスタート。



φ500の柱状パイルを支持層まで掘削します。


基礎工事は最近不良工事問題があちこちで発生してますね。


当社は完璧に施工します。当然ですがね。









ベタ基礎の配筋も天候を味方につけ雨の予報もギリかわして進んでいきます。



工事の工程管理も天候には勝てません。



ですが、そこは強運で乗りきります。









画像の板はガレージとの床高さのレベル違いの為のクランク枠です。


この工法は以前からの現場で採用しています。



車両の乗り入れをスムーズにする為にあえてベタ基礎打設時に高低差を付けます。


すべては最高の『GLDK』の為です。








十分な養生期間をおいて型枠バラしです。




基礎の天端の高さチェックも同時に行います。



セルフレベリングという工法で水平に保たれます。










あと数日で上棟を迎えるという訳で、お施主様と工事の見学。



手際の良い職人さんたちに安心感を感じます。




あとは上棟本日に雨が降らないことを祈るだけ・・・










型枠のチェックも問題なくクリア。




 ここは自社検査で記録簿記に記録されます。














足場の先行工事も順調です。



近隣への配慮を考え手際よく進めていきます。



当社の職人さんたちはそこを一番に考え施工を進めてくれています。
感謝。







いよいよ建方開始です。





一般的に基礎と土台の間には通気用の基礎パッキンというものが使われます。




当社は『キソゴム』という資材を使います。






こちらの資材は日常の生活振動を軽減し、更に地震発生時には揺れを家本体に伝えにくくします。

昨今、大きな地震が多い中せっかくの家を守るためにこのような資材を使います。
長い間安心して生活してもらいたい思いから、こちらの資材を当社は標準装備しています。

制振と免震はそれぞれの考え方がありますが、当社は揺れを伝えてから止める制振より揺れを伝えず建物を守る免震という考え方で提案をしています。


下記キソゴム詳細URL
スターコックス製 キソゴム


キソゴムは地震による建物の揺れを最大30%~50%軽減します。
(キソゴムなしと比較)
キソゴムHPより引用







前日の雨による水たまりが残る中、土台引き作業は順調に進みます。




今回は資材置き場の関係上、3日に分けて建方が行われます。












土台と床下地が終わり、全体を粘着シートで養生します。




床下地は剛床工法といって、厚いベニヤ材を使用します。ネダレスとも言います。




濡らすと膨張したりしてダメになってしまいます。










いよいよ柱が建ち、家の形が見えてきました。





通し柱がそびえたちます。






毎度の事ですが嬉しいものですね。










 

屋根の骨組みが出来上がり、屋根下地をレッカーで上げます。




 屋根勾配があるのでかなり大きく見えます。



下から見上げると迫力満点です。









屋根下地まで終わらせて建方は完了です。



略式ながら上棟式を行いました。




工事の安全とお施主様の益々の繁栄を願い上棟式は終わりました。












GLDKのある家』

趣味と共に生活する。

住まいの新しいカタチ。

最高の『GLDK』を造ります。


お施主様、おめでとうございます。





2016年6月25日土曜日

GLDKのある家in北江間 Vol.2

6/4の上棟から約半月が経過し、工事は順調に進んでいます。



断熱仕様がウレタン吹付けの為に工程がタイトになっています。





ですが、職人さんは工程を守りながら工事を進めてくれています。




上棟4日後には屋根工事が完了。
2階の屋根は縦平ハゼという屋根です。




ガレージの屋根にはシングルという屋根材を貼っていきます。



当社のショールームの屋根にも貼ってある材料です。


軽くて見た目も良く、現在契約施工中のお施主様にはこちらを採用して頂いています。











5日後にはベランダ防水が入る為にベランダの下地勾配を作っています。




平らなベランダを上手にひねりながらドレンまで勾配を作ります。










吹付け断熱の為の天井下地の様子です。



垂木の間に通気層を作る為に下地材を貼っていきます。



これがとても重要。
断熱材で包んだだけでは壁から屋根に通気が出来ず、熱がこもってしまいます。
通気層を作ることで下地に通気が抜けて熱気を排熱する仕組みです。







外部も防湿シートを貼っていきます。



当然ながらデュポン社製のタイベックハードを使用します。



粗悪品を使うと10年後の外壁下地の防湿シートは役立たずのボロボロになってしまいます。










窓、サッシも取付け完了しました。

この窓はオープンウィンと言って、折戸になっていて全開フルオープンできる窓なのです。




普通の掃出し窓と比べても解放感が違います。


この窓の外にはウッドデッキがつく予定です。







全ての段取りが出来ていよいよウレタン吹付け断熱工事です。



発泡ウレタンに包まれて断熱効果はもちろん音も軽減されます。




断熱性能は一般的なグラスウールとは雲泥の差です。









ガレージの天井、壁にも室内と同様に断熱施工をします。



 当社の設計のGLDKは家と一体型が多く、リビングに隣接するガレージにも同じように断熱施工をします。



家じゅうが発泡スチロールに包まれたイメージですね。






断熱工事が終わると各部屋の天井下地を組み、石膏ボードを貼っていきます。



なぜ、断熱までタイトな工程を組むのかというと、大工さんが途中で作業を中断しなくても続けて作業するために、各業者を重ねて段取りすることで、現場を空けずに次の工程に移れるようにする為です。


これは現場サイドの話ですがね・・・






天井が貼り終わったら続いて床の施工に入ります。



今回はリビング、ホール以外の居室は柔らかさが特徴なパイン材を使います。


15㎜厚135㎜幅!
他社では使わないサイズです。
幅広無垢フロアはとっても贅沢な感じです。








貼り方にも拘ります。



乱尺貼りといって、わざと継ぎ目をバラバラにすることで不規則で既製品ではない印象を与えます。




 これぞ無垢フロアの証拠!











2週間目にはユニットバスの工事に入りました。



ショールームで決めたお風呂はお施主様の拘りが随所に。


正面のパネルがアクセントになっていい感じです。









続いて玄関ホール、リビングの床貼り施工です。


こちらはオーク無垢フロア(ナラ)を使用します。


18㎜厚130㎜幅!
堅木なので湿気による伸び縮みを考慮してパッキンを挟んで貼っていきます。


季節は初夏ですので0.5㎜ずつ縦横方向に隙間を空けます。



この隙間が無いと夏場に床が膨れて部分的に盛り上がってしまいます。
これも無垢の材料を使っている理由の一つになります。
無塗装材なので最後に色付けをします。あえてのワイルドグレードで質感を出します。





階段も同時に組みだしました。




7段目まで段板が広くハネ出しで、開放感のある階段にしました。



階段の下の空間を収納or造作で加工を検討中です。









2階のベランダ窓の上に庇を取付けします。



アルフィンという商品でサッシの色に合わせた1枚物の加工品を取付けします。



こちらは幅詰めして私が取付けしました。






ここまでで約3週間が経過しました。
一般的に比べても早いですが、段取りと要所を考えしっかりと順調に進んでいきます。

次回は外壁の施工と内装のその後の進捗をレポートします。


2016年6月20日月曜日

キットガレージ&DIY物置展示場建設Vol.4

当社の『キットガレージ&DIY物置展示場』、建築工事も終盤をむかえ全ての展示物が完成しました。












 



















こちらのガレージは『スペリオール』
という商品です。




間口3.66m奥行4.88m
展示物の中で最大級です。


これもDIY感覚で組み立てていきます。












壁の骨組みを組立て、大まかな形にしていきます。



基礎がしっかりしてるので我々が組み立てても(笑)簡単に組みあがります。




とはいえ、垂直直角はレベルを観ながら正確に組み立てます。








屋根の骨組みまで完成しました。


ここまでくると全体の形が見えてきますね。



ここまでで1日です。













全てを組み立てて塗装に入ります。




今回はイタリアンレッドxホワイトのカラーリングです。





古き良きアメリカンガレージらしく少しヤレ感のある仕上げに表現します。











トリムの部分をホワイトで先に 塗ります。

その後、マスキングをしてパネル塗装に移ります。


先ずは目地を塗ります。
そのあとにローラーでパネルを塗ります。


今回は艶消し仕上げなので、発色を良くするために2度塗りをします。








塗装が完了し、見た目が激変しました。


大きさもあるのでかなりド派手です。



最終的にオーバースライドシャッターを取り付けて完成です。












隣のバイク用ガレージ『ワークスガレージ』と並ぶとかなり様になります。



クルマ、バイク好きにはたまらないですね~♬




車庫としてもよし。
秘密基地化してもよし。


まさにMY Grage Life












シャッターも取りついて完成になりました。



こちらのシャッターはオーバースライド式の電動です。



滑らかにスーッと開く動きは贅沢品そのもの。















ガレージに車を入れてパチリ。





様になってますね~♬
















現在進行中の『GLDKのある家』のお施主様のクルマも入れてみました。



スタッフから説明をうけ、新築中のご自身の家にイメージを重ねてみます。



お施主様、こちらのシャッターを導入することになりました。









物置達も名盤をステンシルで作ってわかりやすくしました。



古材にステンシル文字っていい感じですね。















いちばん小さい『サンタモニカ』はモスグリーンに装飾。



ガーデン仕様に変身しました。




この後は小さなウッドデッキを作って山小屋的なイメージに仕上げます。







当社展示場は国道1号線沿いに展示しているおかげで、オープンしてから来場問い合わせが多く反響に驚いています。

まだまだ展示物の装飾は続きます。
現地にスタッフが居る場合は商品に関する事はなんなりとご質問ください。
無人であっても近くに事務所がありますので5分で到着します。

気になる方は一度展示場に来てご確認ください。
見ればキット欲しくなる。
来ればキット欲しくなる。
そんな『キットガレージ&DIY物置展示場』です。