2016年6月25日土曜日

GLDKのある家in北江間 Vol.2

6/4の上棟から約半月が経過し、工事は順調に進んでいます。



断熱仕様がウレタン吹付けの為に工程がタイトになっています。





ですが、職人さんは工程を守りながら工事を進めてくれています。




上棟4日後には屋根工事が完了。
2階の屋根は縦平ハゼという屋根です。




ガレージの屋根にはシングルという屋根材を貼っていきます。



当社のショールームの屋根にも貼ってある材料です。


軽くて見た目も良く、現在契約施工中のお施主様にはこちらを採用して頂いています。











5日後にはベランダ防水が入る為にベランダの下地勾配を作っています。




平らなベランダを上手にひねりながらドレンまで勾配を作ります。










吹付け断熱の為の天井下地の様子です。



垂木の間に通気層を作る為に下地材を貼っていきます。



これがとても重要。
断熱材で包んだだけでは壁から屋根に通気が出来ず、熱がこもってしまいます。
通気層を作ることで下地に通気が抜けて熱気を排熱する仕組みです。







外部も防湿シートを貼っていきます。



当然ながらデュポン社製のタイベックハードを使用します。



粗悪品を使うと10年後の外壁下地の防湿シートは役立たずのボロボロになってしまいます。










窓、サッシも取付け完了しました。

この窓はオープンウィンと言って、折戸になっていて全開フルオープンできる窓なのです。




普通の掃出し窓と比べても解放感が違います。


この窓の外にはウッドデッキがつく予定です。







全ての段取りが出来ていよいよウレタン吹付け断熱工事です。



発泡ウレタンに包まれて断熱効果はもちろん音も軽減されます。




断熱性能は一般的なグラスウールとは雲泥の差です。









ガレージの天井、壁にも室内と同様に断熱施工をします。



 当社の設計のGLDKは家と一体型が多く、リビングに隣接するガレージにも同じように断熱施工をします。



家じゅうが発泡スチロールに包まれたイメージですね。






断熱工事が終わると各部屋の天井下地を組み、石膏ボードを貼っていきます。



なぜ、断熱までタイトな工程を組むのかというと、大工さんが途中で作業を中断しなくても続けて作業するために、各業者を重ねて段取りすることで、現場を空けずに次の工程に移れるようにする為です。


これは現場サイドの話ですがね・・・






天井が貼り終わったら続いて床の施工に入ります。



今回はリビング、ホール以外の居室は柔らかさが特徴なパイン材を使います。


15㎜厚135㎜幅!
他社では使わないサイズです。
幅広無垢フロアはとっても贅沢な感じです。








貼り方にも拘ります。



乱尺貼りといって、わざと継ぎ目をバラバラにすることで不規則で既製品ではない印象を与えます。




 これぞ無垢フロアの証拠!











2週間目にはユニットバスの工事に入りました。



ショールームで決めたお風呂はお施主様の拘りが随所に。


正面のパネルがアクセントになっていい感じです。









続いて玄関ホール、リビングの床貼り施工です。


こちらはオーク無垢フロア(ナラ)を使用します。


18㎜厚130㎜幅!
堅木なので湿気による伸び縮みを考慮してパッキンを挟んで貼っていきます。


季節は初夏ですので0.5㎜ずつ縦横方向に隙間を空けます。



この隙間が無いと夏場に床が膨れて部分的に盛り上がってしまいます。
これも無垢の材料を使っている理由の一つになります。
無塗装材なので最後に色付けをします。あえてのワイルドグレードで質感を出します。





階段も同時に組みだしました。




7段目まで段板が広くハネ出しで、開放感のある階段にしました。



階段の下の空間を収納or造作で加工を検討中です。









2階のベランダ窓の上に庇を取付けします。



アルフィンという商品でサッシの色に合わせた1枚物の加工品を取付けします。



こちらは幅詰めして私が取付けしました。






ここまでで約3週間が経過しました。
一般的に比べても早いですが、段取りと要所を考えしっかりと順調に進んでいきます。

次回は外壁の施工と内装のその後の進捗をレポートします。


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