ホワイトの木目模様にトリム、幕板、帯が濃いグレーで輪郭が協調されています。
イメージは古き良きアメリカンな雰囲気を持ち、別荘地にありそうな外観を表現しました。
内装工事も順調に進み、床貼りの工程になりました。
前回同様、オーク(ナラ)ワイルドグレード乱尺貼りでの施工です。
無垢の床材ですので湿度によって伸び縮みをします。
施工時期は8月ですが、土地柄10月くらいが最も湿気があるとの事。
目地に0.5mmのパッキンを挟み、以降の伸びに対応します。
逆に冬の乾燥した時期は縮んで隙間が開きます。
玄関にはBUILDの家には標準装備?の小物置きカウンターを埋め込み取付け。
今回も私が取付けしました。
こちらのガレージは車とバイクのガレージ。
バイクの出し入れはシャッターを使わずに別のドアから出し入れができます。
木製の観音ドア。
玄関ドアよりでかい!
どっちが玄関だか判らないぐらい大きなドアです。
近所の小学生に「なんかすごい玄関だ~」と言われました(笑)
観音ドアの前に庇を取付け。
出幅440㎜もあるので雨の日も安心ですね。
階段の笠木はいつものBRIWAXで仕上げ。
表面を軽く削り濃いめに塗布します。
磨いた後の鈍い光沢がいい感じに仕上がりました。
キッチン前のカウンター収納。
これは新材の足場板を使って造作です。
側板を取付け3分割に仕切ります。
窓枠の仕上げはお施主様も参加して仕上げます。
奥様も真剣にWAX塗りに没頭しています。
カウンター収納の天板にもBRIWAXで家具調に仕上げます。
これはこちらの家の見せどころ。
ご夫婦で手伝って頂きました。
窓枠も並んでWAX塗り。
自分の家を自分で仕上げる。
良い思い出になりますね。
内装仕上げはイタリア漆喰を使います。
表面はかなり粗く仕上げます。
雑なようでこれが良い雰囲気を演出します。
またまた施主様の登場です。
一部分だけご自身で漆喰を塗ってみました。
初めてのコテ使いに悪戦苦闘・・・
この部分、荒々しい表情の壁が施主様の作品になります。
ついでに建具のダメージ加工。
節有りの建具をわざとキズを付けていきます。
節目をほじったり、割れを表現したり・・・
ドアノブ付近は古建具感を出すために叩いて凹ませたりします。
仕上げ工事も終盤戦。
ここから内部仕上げも終わり、全体が仕上がってきます。
10月には完成見学会も開催しますので、ぜひ本気の『GLDKのある家』を見に来てくださいね。
次は内外装完全仕上がりの状態をレポートします。
乞うご期待!