2015年11月24日火曜日

アンティーク仕上げ

先日、ドア破損により交換工事をしました。





酔った勢いでドアを殴り穴を開けて修理という内容でした。





殴った本人は謝罪もせずに警察沙汰になる始末・・・









壊した本人は某一流会社に勤めてるらしく、社会人としてのコンプライアンスはどう思っているのでしょうね。

ま~それはさておき、依頼者には嫌な気持ちをした分今まで以上のものをて提供したいと思います。






ど真ん中に大きな穴が開いてます。





パンチをした人間は何を考えて公共の物を壊したのでしょう。






お客様でも許される行為ではありません。








今回は建具そのものを交換します。





依頼者曰く、二度とこんな事は嫌なので強化する意味で無垢のドアに交換します。



破壊した本人とかなり揉めて金額も値引かれ、当社にも飛び火する始末・・・全く最低。



強化ドアの変更は依頼者と協議の上、作り直して交換となりました。



先ずは交換するドアを外します。























枠もバラします。





先行で取り付けてあるのでクロス等の傷を付けぬよう慎重に外します。














 仕上げは毎度のBRIWAX。

今回はウォルナット(左)を使います。


これをかなり濃く塗っていきます。















 新品のドアに躊躇なく塗ります。








イメージで塗りますので結構緊張します。
失敗しても直せません(汗)














ざっくりと全体に色を付けます。




少し角に当たりを付けたりドアノブ付近を薄くしたり、古めかしい雰囲気を演出します。



これ、なかなか難しい・・・


やり過ぎるとアンティークというよりボロい雰囲気になってしまいます。










外は暗いので濃いめに見えます。



仮付けで先行して取り付けた枠との色のバランスを確認します。




今回は外側は濃いめに、内側は少しヤレた雰囲気に仕上げました。





照明の当たり方で見える印象が違うためです。






内側の雰囲気








なかなかいい感じに仕上がりました。



かすれた感じが古めかしい見た目に感じます。













全体のバランスを見てWAXの塗りを調整して出来上がりです。



店の雰囲気に合わせて良い見た目に仕上がり、依頼者様に喜んでいただきました。



今度は殴られても指の骨が折れます(笑)


今回の塗装は私本人が施工しました。すっかり塗装職人化してます(笑)


来年から輸入住宅にも着手します。
このような雰囲気の建具を多用していくと思います。

ご依頼お待ちしています。もちろんリフォームでドア一枚でもOKですよ。


















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